カテゴリ:アトピー性皮膚炎



今回は、ステロイド外用剤について 【ステロイドの4つのデメリット】 ステロイドは、アトピー性皮膚炎に対する治療に使用され、炎症反応を抑えることについて効果を出しています。 一方で、皮膚バリアの回復には、至っていないという研究の報告が増えてきています。むしろ皮膚バリアが壊れやすくなるという報告が増えています。 画像1 1)皮膚が薄くなる ステロイドで治療された患者の皮膚は、治療していない部分の皮膚と比べて最大で70%薄くなっている(Sheu et al。、1997)。 (同時に、細胞間脂質ラメラの量が減少し、SC-SG界面で膜でコーティングされた顆粒の数が減少します(Sheu et al。、1997; Kao et al。、2003)) 2)乾燥しやすくなる ステロイドで治療した患者の皮膚は、他の部分と比べて、皮膚から蒸散する水分量が多くなる(Sheu and Chang、1991; Sheu et al。、1997)。 3)使用方法に関係なく皮膚バリアが壊
皮膚には、皮膚自体を守る機能が備わっています。アトピー性皮膚炎を持つ方の皮膚は、それが上手に機能しなくなってしまっています。 その皮膚を守る機能を壊してしまう要因にはどのようなものがあるのでしょうか。 これを知っておくことは、アトピー性皮膚炎を改善させていくためにとっても大切なことです。 アトピーに悩んでいる人、その家族、その周りの人たちに知っておいてもらいたいです。

アトピー性皮膚炎の定義(概念) 「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰返す、そう痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ。」 アトピー素因: 1)家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれ、あるいは複数の疾患)、または 2)IgE抗体を産生し易い素因。 【アトピー性皮膚炎の診断基準】 そう痒 特徴的皮疹と分布 (1)皮疹は湿疹病変 ・急性病変:紅斑、浸潤性紅斑、丘疹、漿液性丘疹、鱗屑、痂皮 ・慢性病変:浸潤性紅斑・苔癬化病変、痒疹、鱗屑、痂皮 (2)分布 ・左右対側性 好発部位:前額、眼囲、口囲・口唇、耳介周囲、頸部、四肢関節部、体幹 ・参考となる年齢による特徴 乳児期:頭、顔にはじまりしばしば体幹、四肢に下降。 幼小児期:頸部、四肢屈曲部の病変。 思春期・成人期:上半身(顔、頸、胸、背)に皮疹が強い傾向。 慢性・反復性経過(しばしば新旧の皮疹が混在する):乳児では2ヵ月以上、その他では6ヵ月以上を慢性とする。 上記1、2、および3の項目を満たすものを、症状の軽重を問わずアトピー性皮膚
アレルギーとたたかう理学療法士 及川文宏より  日本アレルギーリハビリテーション協会  アレルコア  福のしま研究会 【 血液循環とアトピー性皮膚炎】 上記のスライドを詳しく説明する動画となります。 血液循環は、栄養を運ぶだけではなく、血液中に含まれる老廃物を運んで、排泄する役割も担っています。アトピー性皮膚炎の症状が出ている部分の血液循環に問題が認められます。 血液循環に問題のある部位は、アレルゲンが滞りやすく、血液循環で排出できない場合、炎症を起こし皮膚から出ようとします。したがって、血液循環改善がアトピー改善に必須となります。 詳しくは、動画をご覧ください。

10月28日に東京の京王プラザホテルにて開催されたみんなのアレルギーEXPO その中で、 今日からできる! 『アトピー性皮膚炎の人のための身体の動かし方』 というタイトルでお話しさせていただきました。その時の動画をこちらにアップします。ぜひ、ご覧になってください。
2019年9月14日・15日に開催されました第37回東北理学療法学術大会 にて 「アトピー性皮膚炎に対する理学療法」 というタイトルにて発表してきました。 発表時のスライドには、評価・介入・考察の内容の一部しか入れられませんでした。 ・介入前後の写真 ・評価、介入内容、帰結評価、考察の全文 などについて詳しくご覧になりたい方は、続きをご覧ください。

●今回の講演会で、知ることの出来なかったアトピー性皮膚炎のことやその他のアレルギーについての疑問点がありましたら、ご記入ください。 ・20代女性なのですが、年齢を重ねるたびにアトピーは軽くなっているように感じます。しかし、10代の時に皮膚を書いてしまったあとが茶色く残っています。あとを薄くするためには日常生活で行った方が良いスキンケアはありますでしょうか? 「茶色く残っている」のかまだアトピーの状態が残存しているのかによって対処の仕方がことなりますので、一度診察を受けたほうが良いと思います。アトピーは完全に治っているのであれば、時間はかかりますが徐々に薄くはなってくると思います。       ・アトピー性皮膚炎がなかなか治らない(1歳半〜アトピー性皮膚炎を治療中、現在4歳4ヶ月)。なかなか治らない原因(自分の子供だけでなく一般的に)というのを知りたい。  講演でもお話したとおり、治療が不十分である可能性が大きいですが、処方する側(医師)の問題と処方されて使う側(患者様)の問題とありますので一概にお答えは難しいです。  
2019年6月8日 『アトピー性皮膚炎Q&A』 〜素朴な疑問から最新治療まで〜 というタイトルで、おおがクリニック 院長太神和廣先生にご講演していただきました。雨で足ものと悪い中、50名ほどの参加者の方にお集まりいただきました。 参加者の中には、保育園・幼稚園、小学校などの先生方も多かったです。 50分ほどのご講演と40分ほどのフロアからのご質問に対するお答えをする形で進行させていただきました。まだ、アンケートの分析はできておりませんが、参加者の表情を見てもとても有意義な講演会になったのではないかと思っております。

『アトピー性皮膚炎Q&A』 〜素朴な疑問から、最新の治療まで〜 日時 6月8日(土)16:00〜17:00 場所 ニコニコこども館 3階研修室      内容 アトピー性皮膚炎に対する素朴な疑問から最新の治療について 講師 おおがクリニック 院長 太神和廣 医師 参加費 無料
アトピー性皮膚炎と診断されたことがなく、身体のほかの部位に湿疹はない。なのに手だけは湿疹だけがどうしても治らず、いつも指先がパックリ割れて痛いという人が、時々います。老若男女問わず、特に炊事などをしていなくても、です。今回はそんな手湿疹の謎に迫ります。 手湿疹で受診する人の特徴とは?  皮膚科を「手が荒れるので、薬をください」と受診する患者さんで多いのは、子育て中のお母さんや炊事の多い女性と、ある職業に就く人たちです。

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